実は査定の最重要ポイント!大事なレコードの帯
2018-06-15
傑作揃い!レコードの帯文句
国内で発売されたレコードのうち帯付レコードは、その希少価値もさることながら、その帯自体も傑作なものも少なくありません。というのも、今や有名なアーティストやバンドもデビュー当時は無名の新人ということが多く、想像力をフル回転させて書き上げたであろうキャッチコピーやアルバムタイトルの和訳などが独特の世界観を確立しています。文字のレタリングなどのデザイン性も高く、強烈なインパクトでアルバムの魅力を増しているのです。
帯付きレコードは日本だけ
レコードの帯は日本のレコード業界が独自に製作したもので、1950年代頃からレコードのリリースには帯付いていたと言われています。邦楽のレコードならジャケットは全て日本語で書かれているので判別できますが、洋楽のレコードには、ジャケットの表裏面に日本語表示は無いし、アーティスト自体も知られていないため、販売促進の目的でアルバムタイトルやアーティスト名の和訳やキャッチコピーを付けたのが始まりで、CDになってもまだなお受け継がれている日本独自の文化のようです。
帯付きレコードコレクターが存在?
レコードの帯には時代が見事に反映してデザインやキャッチコピーがとても面白く魅力的なものが多いため、そして帯自体は単なる紙の宣伝なのでほとんど捨ててしまっている場合が多いため帯付きで現存しているものが少なく、帯付きの中古レコードは需要が高いジャンルです。国内盤中古レコードのプレミア価格買取条件として「帯付」は主流で、海外オークションでも「with OBI」と表示されるほど今ではその価値が定着したものとなっています。海外の有名ミュージシャンの各国盤コレクターは、日本盤だけに付いている奇妙な巻紙にコレクター心をそそられたようです。
帯付きレコードの価値
帯付きレコードコレクターの数は、年々増え続けているといわれています。帯が付くと値段が数十倍以上に跳ね上がるといった極端なことが起こるのが、この帯付きレコードのジャンル。レコードではなく帯だけのオークションも存在しています。注意したいのは、帯付き!と銘打っていたのにカラーコピーだったなど。オークションなどで購入する場合は気をつけましょう。国内盤のレコードは、レコード盤、ジャケット、インナースリーブ、ライナーノート、帯が全て揃ってコンプリート品と査定されるので、たかが帯、されど帯で、とても重要な要素なのです。大掃除や断捨離、遺産整理などで、レコードを手放す際は是非レコードの帯は捨てないで。「帯付きです」と伝えることも忘れずに。買取額が数十倍にアップするかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。魅力的なレコードの帯の世界。有名なところではPink Floydの『原子心母』(Atom Heart Mother)や『狂気』(The Dark Side of the Moon)などの原題を無視した見事な邦題のつけられた帯を見れば一瞬であなたも帯の世界に魅せられてしまうかもしれません。