コレクター垂涎のレアな中古レコード
2018-05-28
コレクターを悩ますレアレコード
レアなレコードとは、大まかに言えば「貴重な」「珍しい」レコードという意味です。レコードが普及した1900年代後半から現在まで、すでに4〜50年経っている訳ですから、その当時にリリースされたレコード自体、現存している絶対数も少なくなってきているのが現状です。
レコードコレクターは、レコードを収集することそのものを楽しむ、その名の通り「収集家」。誰しもが羨望の眼差しをむける、垂涎(すいぜん)の名盤といわれるレコードやレアものといわれるレコードを手に入れることに喜びを感じる傾向にあるのではないでしょうか。そんな彼らが手に入れたいと願って止まないレアなレコードの実態は、その現存する絶対数が悲しいほど少なく、そして世に出回らない、誰も見た事が無い幻のレアレコードも存在するほど。世に出回っても争奪戦。やっと掘り当てたと思ったら、とんでもない高額な値段だったなどなど。コレクターを悩ませる、それがレアレコードです。
どんなレコードがレアレコードと言われるものなのでしょうか?
レアレコードもいろいろ
それぞれのコレクターがコレクションしているジャンルによってレアレコードと呼ばれるものは違ってきますが、一概には、人気は高いけれど、リリース当時の生産数が少なく、または発禁処分などとなり流通数が少なく、現存している数が少ない、そして現在でも保管状態の良いレコードのことを指します。欲しい人がたくさんいる需要過多なのに供給が皆無な状態ですね。レア中のレア盤はめったに出回ることがないので、日々の情報収集が欠かせません。全国の名盤を扱う中古レコード専門店をチェックしたり、e-bayなどを使って全世界をリサーチが必須です。また個人取引も多いので、レコードに対する知識や見聞も深めなければならないでしょう。
世界に存在する有名なレアレコード
近年話題になったレアレコードと言えば、The Beatlesの「White Album (通し番号No.0000001)」。これはビートルズのリンゴ・スターが所有していたものを売却したもので、約9000万円の値がつきました。通し番号は〜4まで存在していて、その他の3人のメンバーが所有していると伝えられています。これは一般の人たちは存在すら知らない、または売りに出されるとは思わないほどレアなレコードの一例ではないでしょうか。
ビートルズ関連で言えば、ポール・マッカートニーとジョン・レノン、ジョージ・ハリスン他がメンバーで、リンゴ・スターがまだ居ない、ビートルズの前身バンドのThe Quarrymenの「That’ll Be The Day」。当時リリースされたオリジナル盤は世界にただ1枚しか無く、再リリース盤も25枚程度しか存在しないと噂される、幻?と思えるほど希少なレアレコードです。
リリース後に発売禁止となってしまい、その現存数がぐっと少なくなってしまったレアレコードと言えば、Sex Pistolsの「God Save The Queen」。レコードジャケットからも推測されますが、イギリス女王を激しく批判しているとの理由でリリース直後に発売禁止になったレアレコードです。国を上げての発禁処分のため、現存しているレコードは無いに等しいのですが、オリジナル盤の現在の取引金額は約100万円と言われています。
その他にも、国を上げて発禁処分となったのが、The Rolling Stonesの「No Expectations」。レコードジャケットに、群衆を強制的に制圧する警察の写真を使用したため、政治的な影響力を考えてレーベルが発禁回収してしまったレコードです。オリジナル盤の現在の取引金額は約200万円と言われています。Madonnaの「Erotica」も、セクシーなレコードジャケット写真が、リリース当時の貴族スキャンダルと重なり、レーベルが大衆向けではないと発禁回収してしまったレアレコードです。The Beatlesの「yesterday and today」は、初回プレス盤は「ブッチャー・カバー」と言われ、食肉解体業者に扮したビートルズのおどろおどろしいジャケットがすぐに発禁回収、別のジャケットに差し変わり、幻のレアレコードになりました。
さまざまな理由で、現存する数が少なくなりレア・レコードとなってしまったレコードの数々。調べてみるとなかなか面白いですね。
まとめ
いかがでしたか。レコードコレクター垂涎のレアレコードの数々。そういえばたしか物置か屋根裏にそれらしきモノがあったような?というラッキーな方は、今すぐチェックしてみてはいかがでしょうか。