レコードを高く売りたい！宅配と出張買取どちらがいいか
2018-07-12
レコード買取をお願いする前に気にしたほうが良いこと
自分でコツコツ集めたレコードや両親、親族、などが残した膨大なレコード。
どうせ売るならやっぱり高く買って欲しいですよね。
そうは言っても置いておく場所もないし、聴く機会もない、オーディオもない。
自分ではわからないけど、すごく価値があって高く売れる可能性もあります。
いろいろなレコード屋さんが買取の広告を出したりしてるということは、みなさんが持ってるレコードを欲しがっているという証拠です。
粗大ゴミに出しても「お金がかかるし」「切ない思いをするだけ」なので決して良いことだとは思えません。
レコード屋さんに売れば大切な思い出を誰かが引き継いでくれますし、お金も入ってきます。
＊時間がない方は「結局宅配買取と出張買取のどちらが高く買取をしてくれるか？」を読んでみてください。
どんなレコードが高く買取をされているか？
それでは、どんなレコードが高く買取をされているか？
どのようなレコードが安くて価値がないか？を知りましょう。
最近のレコード売買は店では無く、ヤフオクが使われていることが多いです。
人気のあるレコードは傾向としてロックが50%でジャズが30%、クラシックが15%、その他5%と言った傾向にあります。
ロックが50%となっていますが、そのうちビートルズ/BEATLES、レッド・ツェッペリンLed Zeppelin、ピンクフロイドPINK FLOYDなど有名なバンドが大半を占めています。
ビートルズなら帯付きの赤盤、ほかのロックも初期プレスの帯付き赤盤が高いので高く売れるキーワードとしては
「有名バンド」「帯付き」「赤盤」ということになるので、これらをお持ちの方は買取が高くなる可能性があります。
ジャズのレコードはで高く買取してもらえる可能性が1番高いのはBLUE NOTEブルーノート レーベルです。
オリジナル盤は数千円から数十万。国内盤でも数百円から買取してもらえる可能性が高いです。
逆にスウィング・ジャズ、フュージョンなどは、かなり買取価格は低いと思ったほうがいいでしょう。
ジャズはマイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンスなどモダンジャズ有名アーティストは未だに世界的に需要が高いので、それなりに高く買取してもらえると思います。
日本のジャズは和ジャズと言われていて高額買取盤の仲間入りをしています。
渡辺貞夫や日野皓正、スクエアといって有名アーティスト、グループより、
three blind mice(スリーブラインドマイス )レーベルや宮沢 昭、佐藤允彦、富樫雅彦などが人気買取盤となっています。
全体の割合の内15％のクラシックで高いものは、イギリス盤のDECCA(デッカ）レコードの型番がSXLなのでお持ちの方はチェックしてみると良いと思います。
数万から数十万で買取されてるものもあるので、調べてみて損はない思います。ドイツから出てるグラモフォンもジャケットに赤くSTEREOと書いてあるものは高いものが多いです。簡単にチェックできるので売る前にチェックしてみましょう。
クラシックで不人気買取盤の代表といえばオペラのボックス、声楽、国内盤などが挙げられます。日本盤でも人気買取盤はバッハ無伴奏、ローラボベスコ、ジャクリーヌ・デュ・プレなど弦物、女性演奏者が高額で買取されるケースが多いです。
残りの5％に関しては正直テレサ・テン、1部の歌謡曲（山下達郎、佐藤博など）、日本のロック、プログレ、パンク、90’Ｓロック、現代音楽などのジャンルの1部のレコード、アーティストとなるため、このコラムで簡単に説明するのは難しいので直接レコード店に電話かメールで聞くのが良いと思います。
覚える事は難しいので簡単にスマホやパソコンで調べてみたい、という方にオススメなのはオークファンというサイトです。
無料で過去1ヶ月のヤフオクの販売価格、アマゾンでの販売価格をチェックできるので、大体の相場感はつかめるはずです。
買取してもらうレコード屋を選ぶ
出張買取無料と宣伝しているレコード屋が多いですが、出張には人件費、ガソリン代、駐車場代などコストがかかります。
出張を希望する際はレコードの査定金額から出張にかかるコストが引かれた査定金額が出る可能性が高いです。また実際に出張に行ってキャンセルされると大赤字になってしまうため、電話では高く買うと言っておいて買取する際は、安い金額を提示してくるということもあります。
無料宅配は、やはり安く買い叩かれる可能性があります。
逆に電話対応でシビアな金額を言ってくるところのほうが、真面目なレコード屋さんかもしれません。
なにごとも大手じゃないと安心できないという人も世の中には存在しています。
大手は逆に少々のレコード買取では出張などには来てもらえませんので、どうしても大手で買取して欲しいとういう方は、お持込買取をしてみるのはどうでしょうか？
持ち込みたくても近所にレコード屋さんが無い、という方はスマホかパソコンを使ってメルカリやヤフオクなどで売るもの良いかもしれません。
手数料もかかりませんし、オークファンで調べれば相場もわかるので、値段設定も案外楽です。
レコード発送用の箱というのも、これじゃないとダメという決まりはないのでコンビニなどで無料でもらって来れば、お金もかかりません。
買取の結果が出て１番気になるのは、なにが高く売れたのか？ということだと思います。
明細を出してもらえるかは事前に聞いたほうが良いと思います。
だいたい１００円以下は出ないところが多いと思いますが、なにが高く売れたのか？が１番気になるポイントだと思うので、そこまで神経質に細かい明細にこだわる必要は無いと思います。
１度、最大手のハード○○にだしたことがありますが明細は細かったですが金額は１番安かったです。。。
逆に高かったお店は500円以上の査定金額しか出しませんというところでした。専門店になればなるほど安いレコードには手間をかけないということ
なのかもしれません。中にはこれが高かったんだ？と思う買取価格のレコードなどが有り、専門的の眼力恐るべし、と感心したことがあります。
結局宅配買取と出張買取のどちらが高く買取をしてくれるか？
何度も買取をお願いしてみて思いましたが条件付きですがベストは出張買取です。
条件抜きなら宅配のほうがオススメのような気がしました。
その理由を説明します。買取業者が出張買取に出向く場合は枚数が多いというケースがほとんどです。
なのでそもそも枚数が多くなければその店によっては宅配しか選択肢が無いという可能性もあります。
ただ、少なくとも1000枚とかあるレコードを1時間やそこらで査定できるはずがありません。
出張にきてもらう際の買取条件として持ち帰り査定でお願いするというのが１番高く買ってもらえることが多いです。お金ももらえないのに預けるのが不安な方は概算だけでも聞いておくと良いでしょう。
この方法ならレコード屋さんも焦らずじっくり査定できるので見過ごしがちな高額レコード、CD、をしっかりとチェックできます。
プロとは言っても人間なので焦らせても良いことはありません。
レコードを売る際のマナー、得する一言
1 レコードは骨董品となるため、市場が売買価格を決めています。思い入れや音楽の内容が
買取価格に反映されることはありません。余計なことを言ったところで１文の得にもならないので
気になるかたは「なにか高いレコードは入ってますか？」など音楽とは関係ない話をするのが良いでしょう
2 あまり謙虚すぎるのは良くない
なにかというと「ゴミだから」とか「捨てるつもりだった」というかたが居ますが、あまりそういうことを言うと
「そうか、じゃあ安く買ってもいいんだな」と思うのが人間です。謙虚な方は丁寧な対応止まりにして
あまり余計なことは言わないほうが無言の圧力になるケースが多いです
逆に得する一言は
1「まだまだいっぱいあるけど今日はこれくらいのレコードでお願いします」
これは定番です。かなり効きます。
まだまだあるなら、もっと欲しい。高く買って次に繋げたい！そう思うのが心情です。
2「他のレコード屋さんでも査定してもらうかもしれない」
これも定番です。
他のレコード屋さんに取られたくない！できれば眼の前のものを買い取りたい！
キャンセルされたくないから高く買うしかない！これまた心情です。
この２つは知り合いのレコード屋さんが「買取り先で言われると１番イヤなんだよね」と口を揃えて言ってること
なので効き目バツグンです。
まとめ
以上ざっくりですが、レコードの買取で１番得する方法でした。
レコード買取には出張買取や宅配買取、持込での買取などいろんな方法がありますが、いろいろと試して一番良い方法を見つけていくのがいいでしょう。